こんにちは!
整理収納コンシェルジュ、ライフオーガナイザーの鈴木里美です。
片づけをしたい!スッキリさせたい!と思った時にまず一番先に悩むことはなんですか?
多くの方は、「物が多い」「もったいなくて手放せない」「いつか使えるかも」という感情をもっていると思います。
こんな感情を持つのは、実は人間の心理に原因があるんです!
片づけられない人間の心理とは?
人間は物を持っているだけで、安心します。
そして、自分の持っている物に高く評価する傾向があります。
これを保有効果と言います。
さらに人間は損失を回避したいがために、現状を維持したがります。
(現状維持のバイアス)
もったいなくて手放せない、いつか使えるかも
⇓
現状維持バイアス、損失回避
⇓
物を手放すことができず、増える
という流れですね。
さらに最近はSNSの普及に伴い、情報量も多くなっています。
情報量が多くなると選択肢が増えてしまいどんな風に片づけをして良いか、選ぶことが難しくなってきてしまいます。
選択肢が多い中で決定しても、選択肢少ない場合と比べて満足感は低いと言われています。
これを選択のパラドックスといいます。
選択肢が多いのはお得ではない?
選択肢が多いのは一見良いと思われがちですが・・意外と3択以内で選択できる方が意思決定を決めるポイントになるかもしれませんね。
スムーズに過ごすためには、選択肢を減らして決める時間を減らす!
選択肢を減らすということは=物の量が減るということです。
極端なミニマリストが良いという訳ではありません。
人にはそれぞれの丁度いい程度があります。
自分にとって心地良く片づけができるためにはどの程度が良いのか俯瞰して向き合ってみること!
それが最初の一歩になると思います。
人間の心理を理解しておくと、迷った時の決断の助けになるかもしれません。
人間心理や感情が働くことを知っておいて、いざという時に満足できる意思決定をしましょう。