皆さん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの鈴木淳也です。
動画でもご視聴頂けます
目次
みずほ銀行の事務員3000人の配置転換とは?
先日テレビや新聞記事で、
「みずほ銀行は2023年度末までに、事務員のうち約3割の3千人程度を資産運用の相談を受け持つ営業に再配置する計画がある」
といったニュースがありました。
これは単なる配置転換ではなく、実質的なリストラと考えられます。
よくお考え頂きたいのですが、今まで窓口業務しかしたことが無い事務員の方が、突然営業をやれと言われてできると思いますか?
恐らく大多数の事務員の方はできないと思います。
銀行で営業というと、ぴんと来ない方もいらっしゃるかと思いますが、銀行員も営業活動も盛んに行っています。
主な営業活動として、
①ローン(貸付業務)
②投資信託の販売
③保険の募集
の3つが上げられます。
事務員が営業職になるということは、外回りが主になります。
保険の販売についても、以前までは銀行の信用力だけでなんとか売ることができたのですが、
現在は大手の保険ショップで気軽に無料相談で見直しをすることができるようになり、
わざわざ銀行で購入する必要が無くなりました。
投資信託が販売開始された時代は、銀行の信用力を使って銀行員でも簡単に販売することができたのですが、
時代は大きく変わり、ネットでも気軽に投資信託が購入できるようになります。
またネット証券で投資信託を購入する方が、銀行窓販で購入するよりもコストが安い為、販売することが難しくなっているのが現状です。
銀行員と聞くとお金に詳しい印象を持たれるため、ついどこの投資信託がオススメなのか聞いたら適切な回答が得られると思われがちな方もいると思いますが、決してそのようなことはありません。
銀行員はプロの運用する人間では無く、売ること(銀行の収益を上げる事)が目的の為、ファンドの事を聞いても適切な回答を得ることが難しいです。
銀行の現状を踏まえて果たして事務員は売れるのか?
このような銀行員にとってはかなり厳しいマーケットの中で、営業活動をしたことが無い事務員だった方が売れるか?というと、かなり厳しいと思います。
そして営業活動を始めさせて売れなくなると、リストラ候補に挙げられる可能性は十分あり得ます。
転職後の銀行員の末路は?
銀行員の武器は、銀行員と言うステータス(信用)です。
しかしながら一旦銀行を離職するとただの人になります。
そこで転職で一番に目が行くのが「保険営業」です。
では保険営業として転職して果たして本当に上手くいくのか?についてお話しします。
今の保険業界について
これからの保険営業はかなり厳しいと思われます。
理由として今回のように銀行員の大量リストラはみずほ銀行にとどまらず、他の銀行でも増えていくことが予想されます。
銀行員の転職者が確実に増えることで、保険営業マンが今まで以上に飽和されることが予想されます。
また今のコロナ禍やAI技術の進歩により、対面販売からオンラインへシフトされ、ネットの格安保険の販売が拡充される可能性があるからです。
今の保険営業マンの離職率も、営業開始後3年以内に9割程度が廃業する過酷な世界が保険営業です。
今後更に厳しくなる状況が予想されることでしょう。
現役銀行員がこれから備えるべき事
これから銀行員にやって頂きたいことは、
①副業を始める
②スキルを身に付ける
この二つを早急に始める必要があります。
もしこれらをしない状態の中、何も備えをしないでいると、リストラ候補に挙がり、最悪職を失う可能性があるからです。
最後に
私は保険・資産運用・住宅ローンを得意とするファイナンシャルプランナーです。
金融相談件数2000件超、セミナー登壇件数200回超の実績があります。
電話やSNSで『無料相談』を受け付けていますので、まずはお気軽にご連絡を頂けたら嬉しいです。
◆公式Instagramは、こちらをクリック
◆公式LINEは、 こちらをクリック
◆公式Twitterは、 こちらをクリック
相談内容
「家計相談がしたい」
「貯蓄の仕方が知りたい」
「保険のことが知りたい」
「つみたてNISA、iDeCoが知りたい」
「住宅ローンの事が知りたい」
「起業や副業の相談をしたい。見込み客の作り方を知りたい」
「事業の融資相談がしたい」
「FPとして成功するためのノウハウを知りたい」
「学資金の準備は何が良いのか知りたい」
「家計管理について教えて欲しい」等なんでも構いません。
メールでも電話でも公式LINEでも気軽にお問い合わせくださいね。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
新型コロナの影響で、お金に関してお困りではありませんか?
一人で悩まずに、まずは専門家にご相談下さい。
北海道札幌市のTOTAL LIFE CONCIERGEは、
特に住宅購入、家計相談に特化しています
お問合せ先:080-5594-2161、tlc.lo2019@gmail.com
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★