こんにちは。ファイナンシャルプランナーの鈴木淳也です。
今回は、新米パパさん、ママさんがお悩みの
「教育費を貯めて増やす方法とは!?パパFPが勧める学資金の賢い増やし方」
について記事を書きました。
まず教育資金で一番お金が掛かるのが大学資金です。
実際いくらかかるのかご存知ですか?
目次
大学の授業料の推移
昭和50年
国立大学 授業料:36,000円、入学料:50,000円
私立大学 授業料:182,677円、入学料:95,584円
平成元年
国立大学 授業料:339,600円、入学料:185,400円
私立大学 授業料:570,584円、入学料:256,600円
平成29年
国立大学 授業料:535,800円、入学料:282,000円
私立大学 授業料:868,447円、入学料:256,069円
昭和50年と平成29年の授業料と入学料を比較すると、
国立大学の授業料:14.8倍、入学料5.6倍
私立大学の授業料: 4.7倍、入学料2.6倍
特に国立大学の学費がかなり上がっているのがわかりますよね。
国立大学の学費が安いというのは過去の話です。
それでは実際に学費がいくらかかるのかというと、
<札幌市内にお住いの方の場合>
私立大学の学費470万
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<地方にお住いの場合又は道外の大学に通う場合>
私立大学の学費470万+仕送り月10万×12ヵ月×4年
=470万+480万
=950万
それではこれらを準備する方法をいくつかご紹介したいと思います。
学資金を準備する方法
1.貯金
貯金で積み立てる方法が一番簡単です。ただし金利が付かないばかりか、流動性が高いことから途中で別の用途でお金を使ってしまう可能性がありますので、例えば積立貯金の口座で積み立てるとか、勤務先の財形預金で積み立てるとかの方法で積み立てることで、普通預金よりも若干金利が付きますし、知らないうちに貯金が貯まっているといったことがあります。
2.学資保険
学資金の準備と言えば、学資保険というイメージを持たれている方が多いかと思います。
学資保険とは、名前の通り学資金の準備をするための保険種類の事です。学資保険の特徴は、満期になった際に払い込んだ保険料よりも解約返戻金(解約時のお金)が多く戻るものです。しかしながら、現在の学資保険の多くは払い込んだ保険料よりも少なくなって戻る商品が多いです。
勿論現在でも払い込んだ保険料よりもお金が増える学資保険を取扱う保険会社がありますので、一社だけ確認するのではなく、複数社で比較することをお勧めします。
3.円建ての終身保険
終身保険をご存じでしょうか?終身保険は、保険会社が取り扱う金融商品です。一生涯の死亡保障を確保することを目的としたものですが、貯蓄機能も備わった保険です。保険料の払い込み期間を選択し、保険料の払い込み期間後の一定期間後に解約をした際に払い込んだ総支払保険料よりも解約返戻金(解約した時のお金)が増えている商品です。
また解約返戻金は、解約しないで置いておくと、保険会社で運用をしてくれるので、増えていくのが特徴です。
また円建てであれば、保険会社が倒産をしない限り元本保証です。
4.ドル建ての終身保険
上記終身保険のドル建てのものです。払い込む保険料、死亡保障、解約返戻金が全てドルベースで表記されており、そこに現在の為替(+保険会社によって異なる為替手数料が掛かります)を乗じたものを円で支払うものです。
ドル建てなので、円建てと違いリスクがあります。特に気を付けないといけないのは為替リスクです。為替リスクとは、円と外貨の為替レートの変動により、外貨建ての資産価値が増えてしまったり減ってしまうリスクのことを指します。
円とドルのレートは毎日変わりますので、毎月の保険料も、死亡保障も、解約返戻金も変動してしまいます。
ただし為替リスクが怖いといった方にはオススメできませんが、円建ての終身保険よりも返戻率が高いのが特徴としてありますので、為替リスクが気にならないといった方は、ドル建てを取り入れるのも方法の一つです。
5.変額保険
変額保険をご存じでしょうか?ドル建ては聞いたことがあるけど、変額保険は…といった方は是非知ってください。
払い込んだ保険料のの一部を「特別勘定」というもので運用するものです。特別勘定には主に株式や債券に投資して積極的に運用されています。利益がでた場合は保険金や満期保険金が増えますが、逆に損失がでた場合は保険金や満期保険金が減ることになります。
具体的にいうと「国内株式型」「外国株式型」「外国債券型」などを組み合わせて運用します。いわゆる投資信託のようなものです。
変額保険には「終身型」「有期型」「年金型」のタイプがあります。
その方の資金使途によって選べます。
変額保険のメリット①長期運用で利益が安定する
長期運用で積み立てることで、リスクを軽減することが可能です。また利益が安定していきます。
変額保険のメリット②インフレに対応できる
変額保険は株式等で運用するので株価が上がれば、死亡保険金額や満期保険金額が増えます。インフレに対応する商品といえます。
<注意!>運用実績によっては、保険金額や満期保険金額が払込保険料を下回る場合があります。
運用リスクを理解して加入しましょう。
以上の方法があります。因みに私は学資金を変額保険で積み立てていますので、私個人的には変額保険をオススメ致します。
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